初心者が覚えるべき釣りの基本の仕掛けについて解説します。
初心者が、暇だから近所の川に釣りに行こうかなと思えるレベルになれれば幸いです。
基本の仕掛けとは
釣りの基本のスタイルは「のべ竿と呼ばれるリール等が付いていないシンプルな竿に仕掛けをセットし、エサを付けて川に流すというものです。
これに必要なものは竿と仕掛け、エサになります。竿は安価なものでも中古でも良いですが、なるべく軽いもので４～６ｍくらいの物が使いやすいと思います。
また、竿には「軟調」や「硬調」等の竿の硬さ、７：３、９：１等の竿の曲がり具合によって種類があります。
おすすめは「軟調」の６：４です。柔らかすぎて扱いにくいという人もいますが、小さな魚でも大きな魚を釣っているような感覚になれるので私は好きです(笑)
次に、仕掛けです。今は完全仕掛けといって、買ってすぐに使える出来上がったものが売っています。
忙しくて仕掛けを作る時間が無い時や、どうしても上手く作れない時にはそれらを買うのも良いでしょう。
でも、自分の本当の趣味にするためには是非作れるようにして下さい。
はっきり言って、ここが分かれ道だと思います。
仕掛けを自分で作っている。それだけでレベルが違ってきます。そういうものです。
具体的には、
- ラインで輪を作る
- ラインとラインを結ぶ
- ラインを針に結ぶ
これだけです。現在はYouTube等の動画で分かりやすく説明しているものがたくさんありますので、そちらで覚える方が良いでしょう。
針の結び方は少し難しいですが、「外掛け結び」だけ覚えればほとんどの釣りで対応できます。針の結び方は一つだけ覚えれば大丈夫です。一つ出来れば万々歳、一つの事を極め抜くのです。
私が思うに、この針が結べるという事が、初心者からの脱出と言えます。
例えば、釣り堀などに行くと、魚に針を飲み込まれたりしてラインが切れてしまう事が良くありますが、そこでサッと切れたラインに針を結び直してあげる事が出来れば、、
ヒーロー確定です。
是非、針の結び方を覚えて優越感に浸ってください(笑)
「おもり」と「目印」について
基本の仕掛けを構成しているものは「ライン(糸)」「針」そして「おもり」と「目印」この４つになります。
釣りを全く知らない人のイメージは、竿の先に付いている仕掛けは針と糸だけでは無いでしょうか？
実は、リアルな釣りではそれに加えて「おもり」と「目印」が付いています。そして、この二つが釣りにおいて重要な役割を果たします。その役割とは、、
- おもり…仕掛けを沈め、水深を調節する
- 目印…ラインの視認性を高め、仕掛けの位置や水深を把握する
釣りにおいて水深を調節することは非常に重要です。おもりで水深を調節し、目印でどの位の深さに仕掛けが入っているのかを把握するのです。
釣り全般に通じることですが、この「おもり」と「目印」の使い方で釣果が決まるといえます。それだけ重要なものなのです！
釣り堀では「ウキ」が付いている仕掛けが多いですが、ウキはプラスαのアイテムです。無くても大丈夫です。
仕掛けを川に流しながら水深を調節するのはコツがいるため、初心者の方には少し難しいです。
ウキは仕掛けが流れる水深を固定し、初心者でも釣れやすい水深に保つ効果がありますが、固定されているので自然の川等では場所によって水深が変わるため、その都度ウキの調節をするのはストレスになります。
初心者が釣り堀などで使用する時は視覚的にも楽しめるのでおすすめです。
おすすめ釣り餌
基本的に魚はその川に生息している水生昆虫等を食べています。川に行き水の中の石を持ち上げて裏を見てみてください。そこに付いている虫が川虫と呼ばれている水生昆虫です。これが一番釣れます。
魚は、その川に住んでいるものを食べているのでこの川虫が一番釣れるエサです。
しかし、川虫は苦手な人が多いのも事実です。見た目がグロテスクなものもいるので慣れない人もいます。
そんな方におすすめの釣り餌は「イクラ」です。スーパーに売っている食用のもので大丈夫です。
これに少量の塩を降り掛けてしばらく置くと、水分が適度に抜けて扱いやすいエサになります。
その他、釣具屋さんには釣り餌用に加工されたイクラやブドウ虫と呼ばれる白い幼虫エサも売っていますので、そちらもおすすめです。
まとめ
今回は、初心者が近所の川で釣りに行けるレベルになるための解説をしました。
仕掛け作りはラインも細く、扱いに慣れないと難しく感じるかもしれませんが、何度も繰り返し練習すれば必ず出来るようになります！
今回の基本の仕掛けを、何も見ずに作れるようになれれば初心者卒業です。その先は無限に道が広がっていきます。
様々な魚種がいますので、それを狙う仕掛けも多種多様なものがあります。
ですが、基本の仕掛けが出来ればそこからは応用的にどんどん新しいことを覚えるきっかけになります。
是非、基本の仕掛けをマスターして、釣りの底なし沼にハマってください(笑)
おわり
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