筋肉を肥大化させることの弊害について~風船理論~

ボリュームのある男らしい肉体は多くの男性が一度は憧れるものだと思います。私もその一人でした。

しかし、ある時一つの仮説に辿り着きました。私はこの仮説を用いた理論を「風船理論」と名付けることにしました。この記事を読み終えた方は筋トレに対する意識が変わると思います。

目次

肥大した筋肉が減った時身体はどうなるか考えてみる

男なら一度は筋トレをしたことがあると思います。そしてムキムキボディになろうとプロテインを飲んだりジムに通ったりして頑張りますね。しかし、ここで落とし穴があります。

私の仮説、風船理論においては無駄に筋肉を肥大化させることはおすすめしません。この理論において重要なのは自分が年齢を重ねてから最終的にどのような身体になっていくのかを具体的に想像してみることが大事です。

風船理論の考え方を解説します。一度風船を膨らませてから空気を抜いてみてください。膨らます前の綺麗な状態には戻りません。これは人間の身体でいうと中の空気が「筋肉」で風船の表面が「皮」ということです。

筋肉モリモリの状態
筋肉が減ってきた状態
筋肉が減って皮の伸びが戻らない状態

つまり、過度に筋肉を肥大させて一時的に魅力的な身体を手に入れたとしても年齢を重ねるとともに筋量が減っていき、それに伴なって伸びた皮膚は元の状態には戻らないため、ブヨブヨの皮膚が非常に目立つ身体になるのです。

分かりやすい例はダイエットです。よく極度の肥満の人が十数キロのダイエットに成功したという映像で、皮が残ってブヨブヨのお腹になっているのを見たことがありませんか?要はあれと同じ事が筋トレによる筋肉肥大でも起こるということです。

一度太ってしまうと…
こうは戻らない…

成長期の新陳代謝が盛んな時期は元に戻ることもあるでしょうが、20代以降となればそうはいきません。一度伸びた皮膚はそうそう元に戻りません。

となれば、必要以上に筋肉を肥大させることは30代40代以降にブヨブヨのハリの無い身体になる可能性が高いということです。

私がこれに気付いたのは実際にその状態の方を見たからです。その人は50代でしたがとてもストイックに筋トレをしていて凄いなと思っていました。聞いたところによると若い時にはボディビルに憧れて30代位まではボリュームのある身体をずっと維持していたらしいです。しかし、歳を取ってくるとともに健康を目的とした運動に変わってきたという事でした。

若い時は筋肉モリモリになりたい
歳を取ると健康維持目的

そしてある時、その人がTシャツを着替える場面を偶然見ることがありました。私はその人の筋トレ風景を見ていたので、さぞかし年齢に見合わない見事な身体をしているのだと想像していました。しかし、目に入ってきたのはブヨブヨの皮膚が目立つお世辞にも綺麗な身体とは言えないものでした。

この時に気付いたのです。若い時に筋肉を肥大化させると年齢とともに筋量が減った時に、伸びた皮膚は元には戻らないということを。

そして私は思いました。これは…風船と同じだ…と。風船理論が誕生した瞬間でした。

この体験により私の筋トレは変わりました。今までは幸いにもマッチョになりたかったけど意志が弱く筋トレを継続することが出来なかったため、マッチョになることが無かったので中年後のブヨブヨ化は免れることが出来ました。

無理して筋肉を増やさない。適度な筋トレを継続する

現在私がしている運動は入浴前の腕立て伏せと入浴後の軽いストレッチのみです。これだけで体型を維持できています。腕立て伏せだけで胸や肩回りに適度な筋肉が付きスタイルが良くてバランスの良い体型になります。

筋トレは腕立て伏せのみ

私は過度な筋トレやプロテインを摂取して維持している体型は自然な状態ではないので、いずれ必ず何らかの弊害が出てくると思っています。

プロテインを飲み続けないと維持できない身体は不自然…

そして、やはり継続することが一番大事です。腕立て伏せという簡単な筋トレでも継続していくことでそれなりの効果を得ることができます。

私はこれからも風船理論と軽い筋トレでなるべく今の体型を維持していきます。

最後に

ここまで私の理論を聞いて、「実は今まで筋トレを継続出来ずにマッチョになる事が出来なかった言い訳を考えた結果閃いた理論ではないか?」という意見は受け付けません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次